我が家の庭の樹齢30年を超えるプラムの大木は毎年大量の実をつける。
青プラムを間引いても6月中旬から下旬にかけて少なくとも500個以上の完熟プラムが採取できる。
なので毎年間引く青プラムの数もすごい数となる。
今年は間引きした青いプラムで絶品シロップ煮を作ることができたので作り方はを記事に書き留める。
目次
プラムの種類と間引き時期
我が家のプラムはホームセンターで30年以上前に購入した。
種類は忘れてしまったが1本で結実することや、皮の色や、色づく時期や樹齢からするとサンタローザだと思われる。
今年のプラムは6月中順頃に赤く色づき始めてそれから10日間ほどで完熟状態になった。
実が大きくするには青いプラムの時に間引くことになる。
青いプラムを間引いた時期は6月10日ごろになる。
プラムの種類と青いプラムを間引いた時期
我が家のプラムはホームセンターで30年以上前に購入した。
種類は忘れてしまったが1本で結実することや、皮の色や、色づく時期や樹齢からするとサンタローザだと思われる。
今年のプラムは6月中順頃に赤く色づき始めてそれから10日間ほどで完熟状態になった。
実が大きくするには青いプラムの時に間引くことになる。
2022年の今年の間引いた時期は6月8日ごろになる。
生プラムのおいしい食べ方
個人的には熟して皮が赤黒いプラムより、熟する前の赤みが差しつつあるプラムの実をかぶりつく方がおいしく感じる。
甘味も結構あって何より適度に硬さを感じる実の締まり具合が心地よいのだ。
プラムの実が大きい方がおいしさも際立つので手の届く限り青いプラムを間引くことになる。
家のプラムの大木は多数の各枝に毎年鈴なりの実をつけるので間引く青いプラムの数も数百個を超えることになる。
間引きした青いプラムのレシピは皆無
色づき始めたプラムのレシピはブログや動画に多数アップされている。
ジャムやシロップ、果実酒等に加工等々。
保存食としていろいろ調理したけどさほどおいしいものに巡り合わなかった。
最近のテーマは色づく前に間引いた青プラムの活用方法だった。
青いプラムのブログや動画にアップされているレシピは皆無といっていい。
今年は偶然にも青梅の甘露煮にヒントを得て間引いた青プラムで絶品のシロップ煮作ることができた。
間引いた青プラムの甘露煮レシピを発見
間引いた青プラムの魅力的なレシピは検索してもヒットしない。
今年は青梅を購入した時期と家のプラムの採取時期が重なったことがきっかけで魅力的なレシピにたどり着いた。
検索でヒットしたのが青梅の甘露煮の転用だ。
青梅の甘露煮のレシピにはあく抜きや色付け、温度管理、皮を破裂させない手法や甘味づけの手順などこと細やかな手法が詳述されている。
青梅の甘露煮のレシピを青プラムのシロップ煮に転用するとどうなるか?
結果大成功、青いプラムの原型をとどめつつ とろけるような柔らかさと上品な甘酸っぱさの味覚が素晴らしい。
間引いた青プラムのシロップ煮の作り方
間引いた青プラムは赤く色づき始める10日ほど前で大きな青梅程度の大きさ。
青いプラムのシロップ煮を100粒程度試験的に調理した。
最初に青いプラムの皮がはじけないように剣山で多数の穴をあける。
あく抜きをかねて濃度10%の塩溶液に青いプラムを一晩漬ける。
翌日水で洗って塩抜きする。
水道水を張った大鍋で70度~80度で15分程度青プラムを煮る。
種の周囲まで柔らかくなるまで煮詰めないようにして加温するのだ。
熟度が高い青プラムだと70度~80度ではこの時点でだと皮がはじけだすかもしれない。
青いプラムの皮は熟度が高まるほど繊細さが増してくる。
煮る時間や温度の見極めが難しい。
種の周囲まで柔らかくするため、皮がはじけぬように煮詰めないようにして加温するのだ。
熟度が進んでいる大きめの青プラムなら50度程度で種の周囲まで柔らかくなるまで数回にこぼす方が良いだろう。
皮の色をよりきれいな緑色にするには銅鍋や銅板や10円玉を入れる手法もありだ。
プラムが柔らかくなったら手が入る程度の湯音まで水を静かに流し入れる。
長時間塩抜きすると酸味も抜けることになる。
いよいよシロップ煮の工程だ。
砂糖の20%溶液で70度~80度まで加温後鍋止めして一旦冷やす。
最後は60%の砂糖溶液にプラムを漬けて冷蔵庫で保存する。
翌日には絶品青プラムのシロップ煮の完成だ。
とろける柔らかさ、上品な甘酸っぱさ味わえる絶品青プラムのシロップ煮だ。
生でそのまま食べるのとは全く違う触感と味覚を楽しめる。
間引きした青いプラムで絶品シロップ煮を作る!!まとめ
間引いたプラムの成熟度によっては冷蔵庫内で保存しても皮が一週間ではじけてしまう。
とても繊細な青プラムのシロップ煮だ。
赤く色づき始めたら10日で完熟するプラムなので実や皮の状態の変化は早い。
なので一概に何度ど何分加温したら皮を破裂させずに種の周りまで柔らかくなるという表現は困難だ。
きれいにおいしく仕上げるには青梅の甘露煮レシピを参考程度にとどめ
逐一実の硬さをチェックしながら調理する必要がある。